ペンマークは全国の現役大学生を対象に転勤に関するアンケート調査を実施。その結果をレポートとして発表しました 。
学生向け学習管理SNS「Penmark」を運営するペンマーク(東京都目黒区)は、全国の大学生611名を対象に「転勤に関するアンケート調査」を実施し、その結果をレポートとして公表しました 。
7割以上が就活で転勤があるかどうかを重視
就職先を選ぶときに転勤があるかどうかを重視するか尋ねた質問では、「非常に重要視する(19.5%)」「やや重要視する(51.0%)」と、7割以上の学生が転勤があるかどうかをよく考えて就職活動をしていると回答。男女別では男性が66.3%、女性が79.5%で、特に女性は転勤のない働き方をしたい傾向が強くなっているようです 。
約4割が転勤のある企業を避ける
転勤がある企業に応募するのを避けたことがあるかどうか尋ねた質問では、「はい(42.3%)」、「いいえ(57.7%)」という結果に。一定数の学生が、企業を選ぶときに転勤があるかないかを判断材料の1つにしているようです。男女別では男性38.8%、女性48.2%で、女性はより転勤のある職場を選ぶのに慎重な傾向が見られます 。
転勤を理由に10人に1人が内定辞退
転勤があることを理由に内定を辞退したことがあるかどうか尋ねた質問では、「はい(11.3%)」「いいえ(88.7%)」と、10人に1人以上が転勤を理由に内定を辞退していることが分かりました。少数派といえど、企業にとっては気になるところかもしれません。男女差はあまりなく、女性が9.9%、男性が11.5%となっています 。
ライフスタイルの多様化などが背景に
今回のアンケート結果から、多くの学生が企業選びの際、転勤の有無をよく考えていることが分かりました。最近はライフスタイルが多様化したり共働き世代が増えたりしていて、背景にはそうした社会環境の変化もあるようです 。 今後は企業が転勤制度を見直したり「勤務地限定」といった柔軟な働き方をアピールしたりすることなどが、より大切になってくるのかもしれません 。
【 調査概要】調査期間 : 2025年3月5日〜10日調査方法 : スマートフォンWeb調査調査対象:「Penmark 公式LINEアカウント」を利用中の学生有効回答数:611人