米デルタ航空の機内で離陸直後に、天井の一部が突然はがれ落ちた。そのとき撮影された機内の様子に注目が集まっている 。

米デルタ航空便のフライト中、天井の一部が突然はがれ落ちた。乗客が機内の様子を撮影し、SNSに投稿した。

👉 【 映像を見る】配線が剥き出しに … 。トラブル直後に撮影された衝撃の光景がこちらトラブルが発生したのは4月14日、アトランタからシカゴに向かっていたデルタ航空2417便。居合わせた人が撮影した映像には、天井部分がこれ以上落ちてこないよう、乗客たちが手を伸ばして支える様子が映っている。天井にできた隙間からは、配線が見えている。映像を投稿したルーカス・ペイン氏は「友人のトム・ウィッチーがデルタ航空に乗ったとき天井が崩れ落ちた」「アトランタに戻り、何時間も待たされ、シカゴ行きの別の飛行機に乗らなければならなかったのに、航空会社からは1万マイル(基本的に100ドル=約1万5000円)の補償だった」とつづった。動画には「怖すぎる。でもみんなが協力していてよかった」「1万マイルの補償だけでは不十分だよね」「乱気流でこの状況になったら … … と想像しただけで恐ろしい」など、さまざまな声が上がっている。ウィッチーさんによれば、天井は離陸直後にはがれ落ちたという。そのため、客室乗務員も席を立てず、すぐさま駆けつけられなかったそうだ。米People誌の取材に当時をこう振り返る。「離陸時、私と隣の乗客は、頭上の収納棚に荷物がぶつかる音を聞いています。その後まもなく大きな音がして、天井のパネルが落ちてきました。私の前列に座っていた高齢の女性に直撃するところでした」その後、テープで応急処置が施された。ウィッチーさんはStoryfulに「近くに座っていた乗客と客室乗務員が、テープで天井を元の位置に戻すまで、私と別の乗客2人で座席からずっと上を支えていました」と語った。デルタ航空は、報道各社に声明を発表。同便はボーイング717型機で、機内メンテナンスのためアトランタに戻り、その後、別の機体が2時間遅れで再出発したという。なお、この事故で負傷者は出ていない 。

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飛行中の旅客機、インディゴ航空のロゴが見える。翼は広がり、ランディングギアが下りている状態。

分かりませんが、人が室内で話している様子です。

飛行機の座席の背面にある小型モニター。

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