パーソルキャリアは「叱られる経験」「謝る際の弁解」「髪型とセクハラ」について賛否を調査。「叱られる経験」の必要性については年代で大きな差がありました 。
パーソルキャリア(東京都港区)のキャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ Town(ジョブキュータウン)」は働く20~50代を対象に、「叱られる経験」「謝る際の弁解」「髪型とセクハラ」について寄せられた意見を公表しました。5月7日のプレスリリースをもとに紹介します 。
叱られる経験「必要」20代は100%、30代は50%
「 仕事において叱られる経験は必要か」という質問に「必要」と答えた人は68.0%、「不要」が32.0%でした。年代別では20代では「必要」が100%でしたが、30代では50%と大きな差がつきました。40代で75%、50代は83.3%でした。「必要」と答えた人からは 💬 「本当に心に響く内容は20年経っても忘れない。良い上司だったと思い出す」 💬 「叱られた時は分からなくても、時間が経つと理解できる瞬間が訪れる」 💬 「リモートワークで仕事が見えない分、失敗かそうでないかの判断がつかない。上司から叱られてみたい」 💬 「上司がハラスメントを気にして叱られた経験がない。将来の自分が心配になる」といった声があがりました。一方、「不要」と答えた人からは、 💬 「叱られても、納得感がなければ響かないので必要ない」 💬 「近年ではパワハラとなりかねないため、軽い注意でよいと思う」 💬 「人前で叱責したり、必要以上に怒鳴ったりするのは要らない」 💬 「反省している人に叱る必要はないと思うが、反省していない人には叱ったほうが良いと思う」といった意見がありました 。
謝る際の「弁明」は必要派が8割
また、「謝る時に『弁解』はいるか」という質問では、「必要」が80%、「不要」が20%でした。年代別では、「必要」は40代が最多で85.7%、一方「不要」は30代が最多で60%でした。「必要」と答えた人からは「背景と今後の改善策をセットで伝えてフィードバックをもらう過程は必要」「謝るだけでは細部の事情が伝わらず要らぬ誤解を産む可能性がある」といった声がありました。「不要」とした人からは「結果のみで判断する人に弁解をすると逆効果になる場合もあるので、注意が必要」「謝ったうえで説明が必要であれば事情を話しても良いと思う。はじめから弁明は1番悪手」といった意見がありました 。
髪型の変化に触れるのは「セクハラ」23%
「 髪型の変化に触れるのはセクハラか」という質問では「セクハラだと思う」が23.0%、「セクハラだと思わない」が77.0%で、多くの人はセクハラと感じないことが分かりました。「セクハラだと思う」という人からは、「セクハラは受け取った側の判断。だから今は口に出さないようにしている」「好み(綺麗・かわいい・カッコいい)はセクハラに該当しそうだと感じる」という声があがりました。一方、「セクハラだと思わない」という人からは、「見た目を褒める事もコミュニケーションの内。ただし、言い方は注意だと思う」「感想を求められなくとも、『髪切った?』という事実確認なら該当しない」という意見がありました 。
【調査概要】
調査対象者:現在職を持つJobQ Town(ジョブキュータウン)登録者調査条件:全国/男女/20~50代調査期間:2025年4月7日〜4月30日総投稿数:187件調査方法 : インターネット調査
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