「 マネハラ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか 。 東京海上日動火災保険の調査によると、4人に1人は知っている言葉となっています 。
「 マネーハラスメント(マネハラ)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。保険総合ポータルサイト「HOKENO(ホケノ)」を運営する東京海上日動火災保険株式会社の調査では、4人に1人は知っているという結果になっています。いったい何が「マネハラ」に当たると考えられているのか、プレスリリースをもとに紹介します 。
マネハラ「知っている」25.4%
東京海上日動火災保険は「忘年会や歓迎会への参加を強制する」「お金の貸し借りを迫る」「給料やボーナスの額を詮索する」など10項目を独自に「マネハラ」と定め、勤務先や職場での「マネハラ行為」についての意識調査を行いました。20代から50代の有職者1032人を対象とした調査の結果、「マネハラ」という言葉を「知っている」と答えた人は25.4%、「知らない」と回答した人は74.6%でした 。
20~30代では3割以上が「知っている」
年代が上がるほど認知度は低く、「知らない」と回答した人は20代では67.8%、30代では68.6%でしたが、40代で76.4%、50代では85.7%でした 。
「給料の詮索」「プレゼント代の勝手な徴収」
調査ではさらに、具体的に何が「マネハラ」に当たると思うか、選択式の複数回答で質問。「給料やボーナスの額を詮索する」が50.1%で最も多く、次いで「お金の貸し借りを迫る」が49.0%、「同僚や友人へのプレゼント企画を勝手に進行する・代金を徴収する」が42.4%という結果に 。
「マネハラ」知っている人の半数が加害経験
また、「マネハラ」をしてしまった「加害経験」があるかどうかについて尋ねる質問では「マネハラ」を知っていた人で48.1%、知らなかった人で21.7%が「加害経験あり」と回答しました 。
マネハラで嫌な思いをした人は半数
職場や仕事の関係で嫌な思いをした事がある「マネハラ行為」についても調査。「忘年会や歓迎会への参加を強制される」が22.6%で最も多く、次いで「同僚や友人へのプレゼント企画を勝手に進行される・代金を徴収される」が18.1%、「会社の飲み会・イベントなどで、精算額を勝手に決められる」が14.6%でしたが、「いずれも当てはまらない」が50.2%で過半数でした 。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査調査対象:1032人(20代~50代、有職者各258人)調査期間:2025年02月12日~02月13日調査主体:東京海上日動火災保険※出典:HOKENO(ホケノ)、東京海上日動火災保険株式会社