小学校の先生が、給食費滞納を解決するために、SNSで募金を呼びかけました。動画には、感謝の声が寄せられています 。

給食費を払えない生徒たちを助けるために、小学校の先生が“あるチャレンジ”をはじめました。

先生が選んだ方法は、TikTokにダンス動画を投稿するというもの 。

5校分の未払い給食費に相当する17000ドル(約250万円)が集まっています 👇

Our tertiary school remaining deficit is $ 4838.56 ! ! We can do it!!#utah#creatorfund#teachersoftiktok#spedteachersoftiktok#school#loveandpositivity#payoffschoollunches#dancingteachersoftiktok#dancingteacher#thirdschool

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寄付を募ったのは、米ユタ州の小学校に特別支援教員として勤めるケイティ・クリステンセン先生 。

ケイティ先生は、「給食の借金をまかなうために、1分間動画を見て」とつづり、ダンスを披露する動画を投稿しています 。

TikTokでは、収益化プログラム「Creator advantage Program」の利用が可能。審査に通過したアカウントには、動画が「おすすめ欄」で1000回再生されるごとに報酬が支払われます 。

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ケイティさんは再生回数による収益に加え、プロフィール欄に募金用QRコードを設置しました 。

アメリカでは、学校給食をめぐる経済的な不平等が問題となっています。

ケイティ先生は5月、地元ニュース局の取材で、ユタ州における給食問題を、こう指摘しています。

地元紙の取材に応じたケイティ先生は、動画の投稿後すぐに寄せられた反響について明かしました。

ケイティ先生のアカウントには、感謝の声が寄せられています。

💬 「 私には、子どもの給食費を支払う余裕がありませんでした。選択の余地のない子どもたちを助けてくれて、ありがとう 」

💬 「 私は、子ども時代お腹を空かせていました。大人になった今も、現在の経済状況では食料品を買う余裕がありません。大変な世の中ですが、こうした取り組みがあるのは、すばらしいことです 」

💬 「 期待以上の結果をありがとう ! 子どもにお腹を空かせてほしくない。特に勉強に励んでいるときはね 」

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なかには、動画がおすすめ欄に掲載されやすくなるよう「いいねやコメントをして盛り上げよう!」と呼びかける声も寄せられました 。

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4人の子供たち(名前不明)が笑顔で楽しそうに屋外で遊んでいる。

男性がステージに立ち、白いタンクトップとジーンズを着て微笑んでいる。腕にタトゥーがある。