土曜日と祝日が被った時にも、振替休日がほしい ! そんな思いをぶつけられる投票がスタートしました 。
日曜日と祝日が被った際に発生する「振替休日」。しかし、土曜日と被った際には振替休日はありません。なんだか、損した気がする … … 。そんながっかりな「従来の当たり前」について問いを立て、意見を募るキャンペーンが始まりました 。
これを「#祝日キャンセル問題」と銘打ち、キャンペーンを開始したのは「僕と私と」株式会社(東京都渋谷区)です。4月17日から“祝日の土曜日”である5月3日までの期間、Xの公式アカウント「身近なことからプロジェクト」(@mijikanaktkr)にて発信・意見を募ります。4月17日のプレスリリースによると、この活動は「よりよい未来を育むための姿勢作り」をテーマに行うもので、ライフスタイルや価値観が変化している一方で、それらに対応せず“変わらないままになっているルールや文化“に着目したとのこと。「土曜日の祝日」は年によって違いますが、2029年、2030年、2034年、2045年に3日間、2040年には5日間予定されています。「1992年の公務員を対象とした週休二日制の実施から2025年5月3日までに、累計58日の休日が消滅し、2050年までに99日の休日が消滅予定」とのことです。活動を通し、「『言われてみればたしかに変だ』と感じ、“従来の当たり前”を『問い』として掲げることで、多くの人々がよりよい社会と未来に想いを巡らせ、意見を述べ、議論する現象作り」を目指します。プロジェクトで集められた意見や声を、実際に政治家に届ける活動も実施されるとのことです 。
事前調査では、65%の人が「振替休日があったほうが良い」と回答
3月4日から3月9日にかけて行われた事前調査(対象:15歳~59歳の男女3000人)では、「土曜祝日にも振替休日があったほうが良い」と答えた人が65.1%に、「土曜祝日の振替休日を国の制度として認めてほしい」と答えた人は55.5%に上ったと発表されています。賛同者からは、 💬 「働き方改革と並行して行うべき(30代男性)」 💬 「国内経済の景気を上昇させる好機を逃している。願わくば法律が改正されることを望む(53歳男性 ) 」 💬 「 時代に沿って変えてくべき(18歳男性)」といった声が寄せられたとのことです 。
キャンペーンを開始した「僕と私と」株式会社・代表取締役社長の今瀧健登さんは、 🗣 ️「大きな社会をいきなり変えることは難しくても、身近な違和感に気づき、声をあげることは誰にでもできます。そして、そういった小さな動きこそが、次の社会の当たり前をつくっていくと信じています」 🗣 ️「このプロジェクトを通じて、『意見を持ってもいい』『行動してもいい』と思える人が、1人でも増えてくれたら嬉しいです」と意気込みを語りました 。
■ 投稿・参加概要
〇公式アカウント「#祝日キャンセル問題 SNS投票選挙」〇参加方法:「#祝日キャンセル問題」をつけて投稿〇賛同署名募集フォーム(オンライン署名サイト、change.orgにて実施 )