米カリフォルニア州で21日、防犯カメラに男が犬に暴行を加える様子が捉えられた。当局は男を捜査中。動物保護団体は情報提供に懸賞金を支払うことを発表した 。
米カリフォルニア州ロングビーチの防犯カメラに、男が犬を地面に叩きつける瞬間が捉えられた。男が動こうとしない犬のリードを強く引っ張り、足で蹴る、吊るす様子も記録されている。現在、地元当局が捜査にあたっている 。
動物保護活動を行う「クリス・ケリー財団」は、映像をインスタグラムに投稿。男に関する情報提供を呼び掛けた 。
👉【実際の防犯カメラ映像】男が勢いよく犬を地面に叩きつける瞬間
地元ニュース局によると、4月21日の午前5時30分、地元住民が設置していた防犯カメラに、当時の様子が捉えられた 。
映像には、赤いシャツにオレンジのズボンを着用し、スケートボードを手に持つ男の姿が映っている 。
地元当局は、Xで事件を捜査中であることを報告。「動物虐待は容認されるものではなく、当地域では許容されない」とつづると共に、情報提供を呼び掛けた 。
米動物保護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」は、団体のウェブページで防犯カメラに映った男の姿を公開した。男の逮捕と有罪判決につながる情報、および犬の居場所に関する情報に対して、最大5000ドル(約71万円)の懸賞金を支払うことを発表。地元の動物保護センターへの連絡を呼びかけた 。