イギリス・ヨークシャー地方にあるニダーデール国立景観地で、1人の男性が手作りの“鳥のかぶり物”で約85キロメートルを歩いた。その目的に注目が集まっている 。
イギリス・ヨークシャー地方にあるニダーデール国立景観地で、1人の男性が手作りの“鳥のかぶり物”で約85キロメートルを歩き、話題を呼んでいる。 👉 【映像を見る】めちゃくちゃリアル … !本物そっくりのデザインがこちらニダーデール国立景観地の職員として勤めるマット・トレベリアンさんは、2017年に始まった毎年4月21日の「World Curlew Day」に合わせ、20〜21日の2日間で、同景観地の周辺約85キロメートルを練り歩いた。ウォーキングの“相棒”は、高さ約3メートルのダイシャクシギ(Eurasian Curlew)のかぶり物。準絶滅危惧種に指定されている同種の保護を訴えるため、マットさんは企画を始めた。マットさんのSNSには、かぶり物の制作過程が、事細かに明かされている。竹やポリスチレンを使って、大好きなダイシャクシギを見事に再現したマットさん。BBCの取材に「あんなにうつくしい鳥だからこそ、上手に再現したかった」と制作の経緯を話す。マットさんによれば、ダイシャクシギ固有数減少には、生息地の喪失、土地利用の変化、気候変動など、さまざまな要因が絡むという。「固有数の減少を食い止めるには、毎年少なくとも1万羽以上のヒナが羽化する必要があります 。 適切な支援があれば、私たちはともに流れを変えることができます」自身のインスタグラムでこう発信し、コメント欄には「なんて素晴らしい」「感動した」「我々の貴重な野生生物のことを気にかけてくれてありがとう!」など称賛の声が上がっている 。
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イギリス・ヨークシャー地方にあるニダーデール国立景観地で、1人の男性が手作りの“鳥のかぶり物”で約85キロメートルを歩いた。その目的に注目が集まっている。