揚げ物に使った油は何回くらい使えるか知っていますか ？ 日清オイリオは、公式サイトで油を使い回す目安の回数や、劣化した油の見分け方について解説しています。【GW特別再掲 】
揚げ物を作りたい時に必須な食用油。みなさんはどれくらいの頻度で新しい油に替えていますか ？ 毎回交換する方もいれば、何度か再利用している方もいると思います。ですが、実際に油を再利用できる回数が気になったことはありませんか ？ 今回は、日清オイリオの公式サイトに掲載されている情報をもとに、食用油の適切な使用方法についてご紹介します 。
揚げ物に使った油は何回くらい使えるのですか？→日清オイリオ「一概には言えませんが…」
「 揚げ物に使った油は何回くらい使えるのですか？」という質問に対し、日清オイリオはこのように回答しています。「揚げ油の種類や揚げ種・温度・時間などによって異なり、一概には言えませんが回数を重ねれば、その分、油が疲れるのは事実」「だいたい3～4回が目安と覚えておきましょう」油は常温でも劣化しますが、たくさん揚げ物をしたりすると、油は酸化が進んで劣化していきます。酸化した油を食べるリスクとして、日清オイリオは以下のように説明しています。「普通に食べられる程度であれば直ちに害があるとは考えられません。酸化した油を食べるとご気分が悪くなったり、むかむかと胸やけを感じる方もいます」「但し、鼻につくような臭いがでるほどの油では、嘔吐、下痢、腹痛等食中毒類似の症状が出ることがございます」劣化した油を食べてしまうと、体に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、過度な油の使い回しは避けたほうが良さそうです 。
劣化した（酸化した）油を見分ける方法は？
日清オイリオは、疲れた油の見分け方として、①「いやな臭いがする」→加熱時に枯れ草や塗料のような油臭い不快な臭い②「色が濃くなっている」③「泡が消えにくくなっている」→衣に卵を多く使用した場合や、泡立ちやすい揚げ種を使っていないのにも関わらず「消えにくいカニ泡」が出ている④「ねばりが出ている」→温度が下がった時にねばりが出ている⑤「180 ° Cぐらい（天ぷらを揚げる温度）で煙が出る」の5つの基準を挙げています。このような状態が見られる場合は、油が劣化している証拠です 。
油を使い切るには「油を使う順番」がポイント
また、公式サイトでは、油を使い切るための工夫として「油を汚しにくい料理から使い始める」というポイントを紹介。牡蠣や魚、鶏肉などの食材や、から揚げやフライなどの調理は油が汚れやすくなります。そのため、「素揚げ（野菜）→天ぷら （ 野菜→魚介の順）→フライやカツ、コロッケ→鶏のから揚げなど下味をつけた物→炒め物」などの順番で使うと、油の使い切りができるのだそうです。また、揚げ物をする際にその都度新しい油を注ぎ足す「サシ油」を行うことで、油は多少長持ちするとのこと。「オイルポットの油を注ぎ入れ、足りない分量を新しい油で補充すると良いでしょう」と説明しています。揚げ物だと油をたくさん使うことになりますが、コツを押さえて再利用すれば、頻繁に捨てることなく調理に活用できそうですね！※BuzzFeed Japanで根強く人気がある記事を再編集して掲載しました。元記事執筆者：阿部 愛加初出：2025年1月26日
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