休日は子どもと遊びたい、でも正直疲れる … !親が感じる「疲労感」は子どもと遊ぶ「時間」や「楽しさ」とどの程度関係があるのでしょうか。アミューズメント施設などを展開するイオンファンタジーの調査結果をご紹介します 。

ショッピングセンター内のアミューズメント施設やプレイグラウンドの運営を手がけるイオンファンタジー(千葉県千葉市)は、小学生以下の子どもをもつ親を対象に「子どもとの遊びと疲れ」に関するアンケート調査を実施し、親が感じる疲労感について分析しました。4月16日のプレスリリースをもとにご紹介します 。

大多数の親が“子遊び疲労”を感じている

「 お子さまと遊ぶ際に、身体の疲れを感じることがありますか?」という質問に、「いつも感じる」「しばしば感じる」「時々感じる」のいずれかで答えた親の割合は高く、とくに「しばしば感じる」と答えた親は、どの年齢層の子どもを持つ親でも40%以上という結果に。「全体では、約94%の親が子どもと遊ぶ際に疲労を感じている」ことがわかります 。

親の疲れ、遊ぶ時間の長短はそれほど影響せず

プレスリリースでは、「お子さまと遊ぶ際に、身体の疲れを感じることがありますか?」「土日にお子さまと遊ぶ時間はどれぐらいですか?」の2つの質問をクロス分析した結果が公表されています。土日に子どもと遊ぶ時間が「30分未満」と答えた人が「疲れる」と感じている割合は72%である一方、「1 - 2時間」「3時間以上」と答えた人ではどちらも73%と、大きな変動がない結果となりました。これを踏まえて、「親の疲労感には遊び時間の長短が大きく影響していない」と分析しています 。

子どもと遊ぶことが楽しいと感じる親ほど疲れにくい傾向

つづけて、「お子さまと遊ぶ際に、身体の疲れを感じることがありますか?」「お子さまと遊ぶことは楽しいと感じていますか?」の2つの質問をクロス分析した結果を公表。子どもと遊ぶことを「とても楽しい」と答えた人が「疲れる」と感じる割合は62%となっている一方、「普通」と答えた人が「疲れる」と感じる割合は79%、「あまり楽しくない」と答えた人では90%と差が出る結果となりました。これを受けて、「子どもと遊ぶことを楽しいと感じる親ほど、身体の疲れを感じにくい傾向」があると分析しています 。

子どもと遊ぶ際の疲れ、軽減するカギは「楽しさ」

この調査では、「遊ぶ時間にかかわらず、一定の割合で親が疲労を感じている」とした上で、「“子遊び疲労”を軽減するカギは、子どもとの遊びを楽しいと感じられることにあるのではないか」と考察しています 。

【調査概要】

「 子どもとの遊びと疲れ」に関するアンケート(株式会社イオンファンタジーによる調査)調査対象:小学生以下の子どもをもつ親調査期間:2025年3月27日~2025年4月6日調査機関:自社調査調査方法:イオンファンタジー公式LINE友だちへの調査有効回答数:11,311人

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