豪シドニー国際空港で、飛行機のエンジン部分によじ登り、動画を撮影したとして、元空港職員の男が起訴された。現地メディアが報じている 。

オーストラリアのシドニー国際空港で、飛行機のエンジン部分によじ登り、動画を撮影したとして、元空港職員の男が起訴された。現地メディアが報じている 。

オーストラリア連邦警察(AFP)によれば、プレスリー・ジノスキー被告(23)は2025年1月、シドニー国際空港に駐機していた貨物機に接近 。

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上半身裸の状態で、エンジン部分によじ登り、腕立て伏せを披露した。筋肉を強調するポーズも撮影し、それらの動画を自身のTikTokに載せていた 。

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9NEWSが報じた映像を見ると、飛行機のエンジンは回転している。エンジンに吸い込まれる危険があり、最悪の場合、死に至る可能性もあった 。

警察は被告のスマホから、エンジン内またはその付近で撮影された計6本の動画を発見。今年2月に逮捕、起訴された 。

被告は同空港で、荷物を取り扱うスタッフとして働いていた。AFPは被告が荷物スタッフの立場を「利用」し、制限エリアへの立ち入る権利を「悪用」したとしている 。

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7NEWSによれば、被告は4月2日、航空安全を脅かした罪を含む2件の罪で、ダウニング・センター地方裁判所に出廷。2つの罪を認めた。被告は有罪判決を受け、計2400豪ドル(約20万円)の罰金を科せられた 。

AFPシドニー空港警察のダヴィナ・コペリン氏は、「空港はSNSの遊び場ではない」「制限エリア内は限られた一部の人しか入ることができない規制された場所。空港の安全オペレーションを損なう可能性のある違反行為は、それがどんなに無害だとしても容認できない」と被告を断罪した 。

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