「 世界一しあわせな動物」として知られる、オーストラリア原産の動物・クオッカ。日本国内で唯一クオッカが飼育されている埼玉県こども動物自然公園にて、鼻ちょうちん?を付けたクオッカが撮影されました 。
笑っているように見えることから「世界一しあわせな動物」として知られる、オーストラリア固有の動物・クオッカ。日本では埼玉県こども動物自然公園(埼玉県東松山市)でしか会えないクオッカの、愛らしい一面を捉えた写真が同園のX(旧Twitter)に投稿されました。投稿にはたくさんの「かわいい!」の声と、約3.9万件の“いいね”が寄せられています 。
園内各所で見られる桜の花の見ごろは過ぎ、花びらが散っています。ビビが鼻先にに花びらをくっつけていました。なんだか鼻提灯のようにも見えます。#クオッカpic.twitter.com/7XVzgq5GEp
「世界一しあわせな動物」として知られる、オーストラリア原産の動物・クオッカ。日本国内で唯一クオッカが飼育されている埼玉県こども動物自然公園にて、鼻ちょうちん?を付けたクオッカが撮影されました。
4月16日、埼玉県こども動物自然公園のX(@saitamazoo_tw)に、同園で暮らすクオッカ「ビビ」の写真が投稿されました。そこには落ち葉のじゅうたんの上に立つ、かわいらしいビビの姿が写っています。とってもすてきな写真ですが、ビビの鼻先には白っぽくて丸い“何か”がくっついているようです。一見すると鼻ちょうちんにも見える、この白っぽくて丸いものの正体とは …… ?
ビビの鼻先にくっついていたもの、それは … … 鼻ちょうちんではなく桜の花びらでした!どうやらクオッカの展示場に落ちていた桜の花びらが、鼻先にくっついてしまったようです。かわいいビビを捉えた写真は、実は単にかわいいだけでなく、とっても貴重な1枚でもあります。というのも、日本国内でクオッカが飼育展示されているのは同園だけで、桜の花が咲くのは春だけ。つまり日本国内でクオッカ×桜という組み合わせを見られるのは、春の同園だけなんですね !
SNSでも大反響🌸
鼻先に桜の花びらをくっつけたクオッカのビビには 💬 「鼻ちょうちんにしか見えなかった(笑)」 💬 「すごくいいタイミングで写真撮れたんですね」 💬 「これは紛うことなき鼻ちょうちん 😂 」 💬 「かわいいねぇ、お茶目さんだねぇ」 💬 「立派な鼻ちょうちんかと思ったwww 桜の花びらだったのね 🌸 」といった、たくさんのコメントが寄せられていました 。
BuzzFeedはクオッカのビビについて、飼育スタッフの方にお話を聞いてみました。
――まず写真の撮影日、撮影場所、撮影した時の状況を教えてください。「撮影日は2025年4月12日、撮影場所はクオッカ屋外展示場(クオッカアイランド)です」「撮影したタイミングは、ビビを展示場に放飼した直後です。落ち葉の中に鼻を突っ込んでエサを探している最中に、桜の花びらが鼻につきました」――クオッカが桜の葉や、花びらを食べることはあるのでしょうか?「桜の花びらを食べているのは見たことがありませんが、葉は展示場に落ちていれば食べることがあります」――クオッカについて、飼育担当の方が特に魅力的だと思う点や、来園者に注目してほしいポイントを教えてください。「顔が笑っているように見えることから『世界一しあわせな動物』として有名なクオッカですが、ネズミのような見た目をしていてもれっきとしたカンガルーの仲間です」「おなかにある袋(育児嚢)で子育てをすることや、草だけでなく高いところにある木の葉や枝、樹皮なども食べるため前あしがとても器用なことなど、さまざまな特徴を持っています。かわいいだけではないクオッカの魅力を、ぜひ観察してみてください 」
クオッカのビビがシェルターの上に登っていました。クオッカは足場の悪い高いところでも尻尾でバランスをとり器用に移動することができます。後ろあしも不安定な足場をつかむように指のところで曲がるようになっています。#クオッカpic.twitter.com/2w3mI6JI7Y
――最後に、クオッカのビビのプロフィールを教えてください。「ビビの性別はメス、2017年6月1日に母親の袋から顔を出しました。他のクオッカに対して強気な性格で、ユーカリの樹皮や木の葉などさまざまなエサを食べますが、その中でもカンガルーペレットが大好きです 」
・・・・・同園で暮らすクオッカたちの様子は、公式サイトやX(@saitamazoo_tw)をはじめとした、各SNSに投稿されています。世界一しあわせな動物・クオッカに会いたい方は、同園に遊びに行ってみるとよさそうです 。