ローマ教皇フランシスコが亡くなる前、バチカンを訪れていたアメリカのJ・D・バンス副大統領。ホワイトハウスの公式カメラマンが撮影した1枚の写真が、Xで波紋を呼んでいる 。

アメリカのJ・D・バンス副大統領が4月18〜20日、バチカン市国を訪問。その際、ホワイトハウスの公式カメラマンが撮影した1枚の写真が、本来は撮影禁止の場所だとして、Xで波紋を呼んでいる。 👉 【画像を見る】バンス氏と息子、撮影NGエリアでツーショット。実際の写真がこちら写真はバンス氏と、一緒にイタリアを訪問した幼い息子を背後から写した1枚で、2人はバチカン美術館にあるシスティーナ礼拝堂の天井画を見上げている。この写真を、バンス氏と近しい保守派の活動家チャーリー・カーク氏がXで拡散。一部からは「すばらしい光景だ」と好意的な声が上がった一方、「そこは撮影禁止の場所だ」「敬意が欠けている」「自分たちだけルールは適用されないとでも?」などの指摘が多く寄せられている。バチカン美術館のウェブサイトによると、美術館内のほとんどのエリアでは個人使用に限り撮影が許可されている。だが、システィーナ礼拝堂では「いかなる電子機器による写真や映像の撮影も禁止」と記載がある。大統領に関する情報のオンライン・データベース「アメリカン・プレジデンシー・プロジェクト」によれば、今回の写真はバンス氏に同行したホワイトハウスのカメラマン、エミリー・ヒギンズ氏が撮影したもの。過去、オバマ元大統領の妻ミシェル氏が同礼拝堂を訪れた際は、写真撮影が行われた。そのため今回も、美術館側から事前に許可が降りていた可能性がある。バンス氏はこの日、翌21日に亡くなったローマ教皇フランシスコと面会していた 。

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