トランプ政権で「米政府効率化省(DOGE)」を率いてきた実業家のイーロン・マスク氏が4月30日、閣議に出席。“帽子の重ねづけ”に注目が集まっている 。
アメリカのトランプ政権で「米政府効率化省(DOGE)」を率いてきた実業家のイーロン・マスク氏が4月30日、閣議に出席。政権から離れることを示唆する言葉を述べた 。
閣議では、マスク氏の“帽子の重ねづけ”にも注目が集まっている 。
ドナルド・トランプ大統領やJ・D・ヴァンス米副大統領なども出席した閣議で、マスク氏はなぜか帽子を2つかぶって出席。メディアで注目を集めた 。
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トランプ氏も触れずにはいられなかったようで、「ところで、その帽子の重ねづけはすごくいいね」とコメント。「君にしかできないことだよ」と続けた 。
マスク氏は、うれしそうに笑顔を見せ、こう答えた 。
「 『 帽子をかぶりすぎ』とよく言われるんでね 」
「 でも本当のことです。だって私の帽子すら帽子をかぶっているくらいだ 」
出席者から笑いが巻き起こると、マスク氏は満面の笑みを浮かべた 。
ネットでは、この独特な帽子のかぶり方に「コメディー番組の一幕を見ているみたい」「ちょっと寒いぞ、マスク氏!」といった冷ややかな反応が寄せられている 。
また、閣議でマスク氏は「連邦政府の人員削減計画のおかげで、1600億ドル(約23兆円)を削減できた」と主張。トランプ氏に向け、「素晴らしい内閣と仕事ができて光栄だった」と語った 。
「 最初の100日間で、我々は非常に多くのことを達成しました。みんなも言っているように、これまでのどの政権でも成し遂げられなかったことです 」
その後、トランプ氏はマスク氏に対し感謝の言葉を述べ、「あなたが望む限りここにいてほしい」といった言葉を投げかけた 。
「 本当に多くの犠牲を払ってくれた。あなたは(世間から)非常に不公平な扱いを受けてきたのにも関わらずです 」
「 この国の大多数の人々は、あなたを本当に尊敬し、感謝しています。あなたが望む限りここ(政権)にいてほしいと思っています 」
出席者たちからは拍手が湧き起こった 。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン