4月8日、スターバックスコーヒージャパン株式会社が小学生と性の多様性について考える「レインボー学校プロジェクト」の募集を開始しました 。

スターバックスコーヒージャパン(東京都品川区)は4月8日、小学生と性の多様性について考える「レインボー学校プロジェクト」の対象となる小学校を募集すると発表しました。このプロジェクトは、スタバ店員(パートナー)が「性の多様性」をテーマに、小学生の前で授業をするというもので、2020年からスタートしました。今回は1都3県の小学校約12校を対象として、2025年6月~9月の実施を希望する小学校の募集をスタートするそうです 。

スタバ店員の出張授業

個性を認め合うことで、みんながありのままに生きていってほしいという思いから同プロジェクトを始めたスターバックス。同社のパートナーが専門の講師とともに小学校を訪れ、「性の多様性」をテーマに授業をします。子どもたちはLGBTQ+についての基礎知識を学んだり、性的マイノリティの人たちやアライ(性的マイノリティが生きやすくなれるようさまざまな活動を行う人たち)がどんな体験をしてきたのかなどを聞いたりして、どうすれば社会の中で自分らしく過ごせるかを考えます 。

居心地の良い雰囲気づくり

偏見や思い込み、先入観などを持たず、いろんな人のことを受け入れたり認め合ったりしようとすれば、みんながありのままでいられるようになるのでしょう。「性の多様性」の授業を受けて、世の中にはいろんな生き方をしている人たちがいることを知った子どもたちが、自分や周りのことを温かく受け入れようという気持ちになれれば、少しずつ居心地の良い雰囲気はできていくのかもしれません。これまでの同プロジェクトに参加した生徒たちからは「自分が周りと違うことが嫌でダメなんだと思っていたが自分らしく生きていこうと思えた」「自分と周りの友達の、どちらの個性も大切にしたいと思った」といった声が上がっているそうです 。

同プロジェクトは、2025年6月から9月まで行われる予定です。東京、神奈川、千葉、埼玉にある12校で募集されていて、学年は小学4年生~6年生までとなっています 。 申込締切は4月27日まで。申し込みフォームから申請できると案内しています 。

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