ニュージーランド固有のカタツムリが、“首の部分”から産卵。超貴重な瞬間をカメラがとらえた。12年飼育にあたっている職員も、初めて見た光景だという 。

ニュージーランドで、あるカタツムリの貴重な産卵シーンをカメラがとらえた。12年飼育にあたっている職員も、初めて見た光景だという。 👉 【映像を見る】どうなってんの … ? 首のあたりから卵を産むカタツムリがこちらニュージーランドの自然保護省(DOC)は5月7日、公式Facebookを更新。同国の固有種ヌリツヤマイマイが卵を産む瞬間を公開した。首の部分にある生殖孔が開き、クリーム色の卵が出てくる一部始終が映っている。DOCによれば、撮影したのは職員のリサ・フラナガンさん。カタツムリの飼育に12年以上携わってきたが、今回の出来事では初めてだという。「これまでカタツムリのお世話をしてきて、産卵を見たのは今回が初めて。とても驚くべき瞬間でした」「カタツムリの体重を測るためにひっくり返したら、卵が出てきていることに気づいたんです」同じくDOCの職員キャス・ウォーカーさんによると、ヌリツヤマイマイは成長が遅く寿命が長い。8歳ほどになるまで性成熟せず、年に5つほどしか卵を産まないという。毎年何千もの卵を産み、短命に終わる外来種とは真逆の特徴を持つそうだ。フラナガンさんが飼育を始めた当初、ヌリツヤマイマイについて明らかになっていることは少なかった。今も常に新しい発見があるという。「体重を測り、殻がどのように発達するのか、どんなおもしろいことをするのか、彼らの成長を毎月見守るのが好きです」AP通信によれば、ヌリツヤマイマイとその亜種は森林や草原に分布する。だが、生息地の減少により絶滅の危機に瀕している。同種の保護を目的として、個体の一部はニュージーランド南島の冷蔵コンテナで、20年にわたって飼育が続けられている 。

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ニュージーランド固有のカタツムリが、“首の部分”から産卵。超貴重な瞬間をカメラがとらえた。12年飼育にあたっている職員も、初めて見た光景だという。

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青く波打つ水面。静かな湖または海の一部が映し出されています。

2つの頭を持つ蛇が地面に横たわっている様子。

2羽のインコがケージ内で止まり木に止まっている様子。手前のインコは後ろ向き。

ゴルフ場と思われる場所に停まっているゴルフカートの運転席前。背景には広がる緑の芝生。

ベッドに横たわるボクサー犬。リラックスした様子でカメラを見つめている。