国民生活センターは5月20日、米の高騰に便乗した詐欺サイトの相談が相次いでいると注意喚起。トラブルにあった際は、最寄りの消費生活センター、消費者ホットライン「188」への相談を呼びかけています 。

国民生活センターは5月20日、米の高騰に便乗した詐欺サイトの相談が相次いでいると注意を呼びかけました。国民生活センターが公開した「お米の詐欺サイトが出没中!価格が不自然に安いなど怪しいサイトにはご注意!」では、消費者から寄せられた相談事例とともに、消費者へのアドバイスを紹介しています 。

国民生活センターのコラムには、 🗣 ️「注文完了メールが届かないため不安に思い、インターネットの口コミを探したところ、詐欺サイトだという情報があった。サイトに記載の電話番号に電話してみたが、使われていないとのことだった」(2025年4月受付 20代男性) 🗣 ️「確認メールが来なかったので不審に思いキャンセルしようとしたが、手続きができずメールも返事がない状況になった。電話もつながらず、住所も無関係の店のものだと分かり詐欺だと思った」(2025年4月受付 50代男性) 🗣 ️「代金3899円をクレジットカード決済すると、本人確認を要求するメールが届いた。お米の購入手続きだと思ってボタンをクリックしたところ、購入商品がサングラスとなっている領収書がメールで届いた」(2025年4月受付 50代女性)など、いずれも通販サイト上で決済したものの購入確認の連絡がなく、商品自体も届いていないという事例が紹介されています 。

お米のイメージ(ASKA / Getty Images)

国民生活センターによるチェックリストがこれだ

国民生活センターによると、詐欺サイトに騙されないためには、利用前に事業者情報などをしっかり確認する必要があると述べています。同コラム内で国民生活センターは、詐欺サイトかどうか見分けるためのチェックリストを公開していました。・サイト内の日本語が正しく表記されていない・価格が通常より不自然に安い・サイト上に「事業者の名称」「住所」「電話番号」が明確に表記されていない・事業者情報をインターネット検索で調べると、無関係の事業者情報など、嘘の情報が記載されている・問い合わせ先のメールアドレスがフリーメール(例:メール末尾がgmail.co.jpやoutlook.jpなど)・問い合わせ先の電話番号が通じない

トラブル発生時は最寄りの消費生活センターに相談。クレジットカード決済の場合はカード会社にも連絡!

注文したお米が届かない場合や注文と違うものが届いた場合などは、最寄りの消費生活センター、消費者ホットライン「188」への相談を国民生活センターは呼びかけています。コラムでは、サイト上でクレジットカード情報を入力してしまった場合について、クレジットカード会社への連絡も推奨していました。また、問題のあった事業者が海外の事業者だった場合は、国民生活センター越境消費者センター(Cross - border Consumer center Japan:CCJ)でも相談を受け付けているとのことです。・・・・・家計を圧迫する米の高騰。相場よりも安いお米を通販サイトで見つけても安易に飛びつかず、しっかりと情報を確認したうえで購入しましょう 。

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